のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

一寸の光陰軽んずべからず

長男が1年生として過ごした年度があと少しで終わる。

2022年は忙しかった。ずっと忙しい。振り返ると、まず小学校説明会をママ友から「今日これなかったんだね」というLINEですっ飛ばしたことから始まり、慌てて職場を飛び出したのが寒さが残っている初春の頃だった。あの時は本当に慌てて「お金持っていって、道具一式買うことになるから」という追加のアドバイスを生かして始まった。

色々揃える物について訳が分からなくて、雑貨屋さんでプリントを見ながらカゴにバカスカいれていたら、おばちゃんの店員さんに「袋はコレだと思うわよ。あとナプキンは給食の下に引くから皺にならないやつがいい」と助けてもらった。本当にありがたい。

シール貼りをせっせとやったのが3月。一家でコロナにかかって待期期間中にひたすら貼っていた。このシール、保育園で注文してみたが未だに減ってないので活用できてる。

入学前に学童に行くからそこは精神的に疲弊した。保育園から同じ子がいるけどやはり環境の変化は何かあったんだろう。それから今まで、長男のメンタルの部分に対応をしなければいけないことが続いた。

PTAもやり、うわさに聞いたあれこれを体感した。ああ、こういうことか、とアナログな部分と過渡期でデジタルな部分を経験し、他のママとの交流で学ぶこと実に多し。

 

本分である勉強はまあひどかった。勉強を教えてこなかったので宿題には悪戦苦闘するばかりで、夏休みの宿題を一緒にやるのが毎日頭を抱えた。体育、算数、図画工作が好きだということがよくわかり、独特だった字も今は漢字を読む書くまで上達した。

ゲームも単純な操作のものから、文字を読みつつ動かすものができるように。起動も自分でできるし、YouTubeで見た攻略をそのままやっていたことにも驚いた。

一番大きかったのは、コロナでずっと後でいいや~と思っていた習い事を始めたことだ。動画も試合も見せたことがないのにある日やりたい、と言いだした。すぐに近所のものを探して体験に申し込むは私。3回ほど体験し、入団した。

 

背が一番小さいので、体力的な心配と精神的についていけるのかという懸念があったが、誰よりも走るのが遅くてもやりきる姿はちょっとした感動があった。それは私自身今までに体感したことのない感情で、息子ができない(他の子が出来ない時も同様に)のを周りのチームメイトが励まして一緒に動く団結する様相は、親が習い事に夢中になる理由がわかるとはっきりと感じた。

習い事を続けるために犠牲にするものが大きい。一番は自分の休み。土日祝日は潰れる。今副業で土曜日もアルバイトをする日もあるため、家族の協力は不可欠。

全て新たに始めたことが多くなり、家族間不和も生まれる。喧嘩も多かった、揉め、泣いた。次男もお母さんが休みの日バタバタとしているから寂しくて仕方ない。などなど。

その間も仕事もあるし、プライベートで楽しんでいた事もあったし、自分の時間も欲しかった。メモリーはパンパンで、でも人生はイレギュラーが起きるのが常。きつかったなあと後からひと言で済むことだけど、もうすぐ2年生になるからまあヨシ!

 

明日がある、次月がある、2カ月後がある、そのまた先が・・・・・・と思っていたらあっという間でやりきっているからと甘えていたら全然自分の仕事のアップグレードができなかった。忙しいからとおざなりにした部分のツケも払った数カ月もあったりしたので、次年度はまず有給(4月の時点で療養と待機でぶっ飛んで残ってなかった)を取って休んで、ほどほどに甘えず、軽んじず、無理だなというところは潔くやめ、時間の光にひいひい言いながらしがみついて過ごしたい。

愚か者同盟