のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

レターは突然に

寒い朝は子供達もなかなか起きず、私も布団王国から抜け出すことができず、ただでさえ慌ただしい朝がさらにバタバタになる冬の朝。しっちゃかめっちゃかに準備して早くジャンバー着ろ、靴を早く履いて! と急かしている時、長男が「○○くんにお手紙書く」と言い出した。お手紙? 今? なんで? と疑問符がたくさん浮かぶも、あまり保育園でのお友達のお話を聞かせてくれない(というか保育園では個人個人で遊ぶことが多いらしい)とのことで、定番の“無碍にできないシリーズ”だと思い、一緒にまず紙を探すことに。ない、ない、ない。子供用のレターセット、ない。機嫌が悪くなりそうな気配がしてくるので、時計をチラ見しつつ頭をフル回転し、おりがみだ! と閃いた。

 

おりがみボックスを漁ると綺麗なものが無い。折れてる、絵がかいてあるなどで奇跡的にましなおりがみをとって何をかく?と聞いた。「らいしゅういけるといいね」。なんのことだかわからないし、主語を聞き出そうとしても的を得ない。いつもなら予測するためにあれこれ質問するが時間は無常にも過ぎていく。ピタゴラスイッチが終わった音が聞こえた。焦る母。

 

ええい、ままよ。と思いとりあえずいう通りそれだけを書き、差出人宛名を書いた。するとどうだろう、これを渡さなきゃ! と急いでジャンバーを着て、靴を履くでは無いか。今は無理! と拒否しなくてよかった、と、ノリノリで保育園に行く息子を見てつくづく思った。

とりあえず書いたけど自分ではいこれ、って渡せるのか? と思って聞いてみると、もじもじし出したので、登園時に先生に相談したら、一緒に渡してくれる、とのこと。ありがたい。書いてある内容は全く意味がわからないので、お友達に(というかお友達のママに)伝えてもらえれば・・・と恐縮しながら伝えた。ミッションはとりあえず完了。

 

なんで急にお手紙なんだろうか。他のお友達がやっているの?と聞くとそうでも無い。あくまで予想だけど、たぶん上のクラスの女の子あたりがやっているを見て、オレ(最近オレと言い出した)もやろうと思ったのか。先生に後日聞くと、特にいつも一緒に遊んでいるような感じじゃないんですよね・・・・・・。ますます深まる疑問。ただたんにそのお友達が好きだということか? 友人に聞くとお手紙ブームは突然来て突然終わる。とのこと。成長を感じるしまあいいか、と思いつつ、せっかくだから冬休み中にでも便箋と筆記用具でも買いに行こう。

 

願わくば、朝出る時に描こうとするのは勘弁してもらいたいのは母の心。