のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

30代後半の転職活動と20代の思い出

書類選考に20件ほど落ちて、良さそうな会社に直接連絡しても面接にすら辿り着かないアラフォー子持ちの転職活動。以前、転職したときは、いくつか面接したりしつつ落ちる、という感じであったが書類選考にすら通らないというのはなかなか初めてだった。まだだ・・・・・・まだ時間はある・・・まだあわてるような時間じゃないとSDの仙道よろしく諦めたらあかんと、続けていった。

 

前職の先輩や同僚から色々現状などをリサーチし、お前の経歴では希望の採用は残念ながらないぜ!の如く全く鳴かず飛ばずだったら前職で頑張ろう、と思っていた矢先に面接の連絡が入り、無事に次の働く場所が決まった。決まった後も直前までどっちで働くかを迷った。資格の勉強しながら新しい道に進むか、勝手知ったる皆と一丸となって働くか。大いに迷って、新しい道にチャレンジしていくことにした。

 

20代前半のころ、皆が就職していく中、私はフリーターの道を歩んでいった。ささやかながらもやりたいことがあり、若者特有というか青い心でやりたいことしかやらないんだ!という甘酸っぱい精神で、3つのバイトを掛け持ちしながら、希望の職種で働くために1社ずつ、「募集していませんか?」と電話をかけまくるという荒技。企業にしたら、邪魔な電話でしかない。でも必死だった。いつきまるともわからない不安、周りはしっかり社会人として働いていたことの劣等感、これでいいのかという疑問、いろんな思いを抱えて、働いた金は毎週飲み歩くお酒に消えつつ、当時再放送していた「不思議の海のナディア」のエンディング曲を聴いて泣いたり、THE BLUE HEARTSの「ロクデナシ」を聴いて奮い立たせたりしながら縁あって1社に就職。必死に掴んだ会社は後に世間で認識されるような“ブラック企業”というやつだった。そこでも「ロクデナシ」を聴きながら歯を食いしばって、安い給料はまた飲み歩いて消えていったがやりたいことができていた幸せは確かにあった。

 

2020年も元気やる気井脇!精神で頑張るぞ!