のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

芸と粋に触れて思ったこと

ある日のこと、縁があって友人が後見ででるという邦楽の会を観てきた。場所は新橋演舞場

会の背景を調べれば調べるほど、さすがにいつも出勤しているラフな格好ではいけないだろうと、昔の体型にフィットしていたワンピースを着、浮き輪のような腹回り対策として常にお腹に力をいれておくことにした。

 

妊娠出産をして、なかなかそういった芸事を観に行くこともできずにいたので思いがけず見られるというのは嬉しい。しかも同級生にも会えるかも知れないならなおさら。

会は満員御礼、立ち見の間を背を伸ばして観た。演目がなんなのか、何を唄っているかは悲しいかな全くわかるわけもないが、脇をそろえる一流の方々が本当にお見事だった。バンドのライブとおんなじで、生で熱意の塊の芸事を観るのは心に響くものがある。会の主体である銀座旦那衆の磨きをかけた芸は、芸達者でありつつ笑いもありでなんともアットホームな発表会。なんて粋な世界なんだろ〜となんどもなんども感動をしてしまう私。そのなかでも感動したのが、新橋芸者さんの舞の素晴らしさ。艶やかに、あでやかに、蠱惑的に舞う芸者さん。何というか本当にすごかった。かっこいい。圧巻。

友人を出待ちして感動を伝え、ドラクエウォークも起動することを忘れるほど気分が高揚して会社に戻る。

 

家に帰る道すがら、検索したのは「日舞 習い事 値段」。刺激を受けすぎて習ってみたくなる単純な私。色々お金と生活に余裕ができたらやりたいことがまた一つ増えてしまった。

いつかきっと必ず・・・!!!

 

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