のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

欲しい本達について

妊娠、出産、産後を経て通勤時間にようやく好きだった読書を再開できた。積み本がどんどん増えてしまったので、本屋に行かないようにしていた。見たら、ああ、面白そうだとつい買ってしまうから。

 

積み本になってだいぶ経つエミール・ゾラの叢書の一巻目。ゾラの本はぽつぽつと読んでいて、ルーゴン=マッカール叢書だと知ったのがこの一巻目を目にしたときだった。で、それからいろんな本を浮気しつつようやく読み始めた。初版年をみたら15年前だった。自分の無精さに呆れる。

岩波文庫の中古を探してこのシリーズがあったら買っていたけど全話揃えるのに至らず、今ようやく読書の軌道にのってきたのでここはこの勢いで制覇していきたいところだ。と、鼻息を荒くして合間に冊数とお金を計算してみた。

総額で五万くらいだった。五万。結婚して子供がいて、五万円分の本を買う。しかもハードカバー。既に本棚はパンパン。一部漫画も揃っている。

 

これから家を建て替えようとしている最中、お金も必要な現在。図書館で我慢すべきか?  でも本は欲しい。新しい家の私に希望は、でかい本棚とガスオーブンを設置して欲しいというこの2つ。好きな本達を並べたい。そもそも読み返すのか? 夫に言われたら、いつか読み返す。でもそのいつかは気分の問題だから分からない。

 

ものすごく葛藤する。さすがに今全巻揃えるのは愚策だろうけど、このままどんどん中古の値が上がって手も足も出ないようになってしまっては困る。図書館で我慢すべきなのか? 皆どうしているんだろう。

そもそも本だけが趣味ならばよいだろうけど、服も化粧も音楽もなんだって欲しいものがありすぎてちょっとずつでもお金を使っている。子供のものを買うことに集中しているとしても、それなりに買ったりしている。我慢が出来ない私。

なんだかんだ悩みつつも、一巻目ももう佳境を迎えている。次が気になるので二巻だけダマで買うことにしよう。

そしてちょっと興奮する頭を冷やそう・・・・。

ルーゴン家の誕生 (ルーゴン・マッカール叢書)