のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

続・アラフォーをお姫様扱いをしてくれる長男の話

こんなことがあっていいんだろうか。またもや素敵なことがおきてしまった。

 

その日は朝からちょっとついてなくて、それでも汗だくになりながら赤子をおんぶして這いつくばる勢いで掃除をしていた休日。アツイアツイとぼやきながら掃除を終えて、今度は離乳食を作って食べさせていると、別行動をしていた旦那氏&長男組からLINEで「もうすぐ帰る。長男がラーメン食べたいって」と連絡をもらう。急いでラーメンを作り待つ。と、離乳食を食べ終わって次男は顔を真っ赤にしながら踏ん張っていた。

 

忙しいなあ、と思いながら、オムツ交換をしていると賑やかな声とともに帰って来た。

何やら、あーでもないこーでもないと玄関で聞こえて、長男が私を探していた。ここにいるよ! とオムツを替えている部屋によんだ。「おかあさん、はい、これプレゼント」。私の目の前に広がる白っぽい色。長男が薔薇の花束をくれた。気が動転するとはこのこと、驚いて驚いて、そして嬉しくなってちょっと泣きそうになった。

感激して花束を手にとっていると、ラーメンできた? と長男。長男にしてみたら、今は大好きなラーメンを食べることが何よりしたいことだった。

 

もう突然のサプライズにホルモンバランスが狂い咲き中のわたしは、何と言っていいか言葉に詰まりつつ、どうしてこれを買ってくれたのかと聞きたくてしょうがない。教えて教えてと長男に聞くと、「ラーメン食べてからね」。今は母よりも目の前のラーメン。2度も言わせるんじゃねえというような有無を言わさない感じだった。

それでも負けない。聞きたいんだ母は詳しく。しつこくラーメンを食べているところおばあちゃんと私で聞き、しっかり動画に収めてほっこり。その後旦那にも聞いたら、花屋の目の前を通りかかって自分で考えて「おかあさんにお花をかってかえる」そういったそうだ。

 

どうしたことだろう。ジゴロにでもなるつもりなのか? 果てはジローラモか? 

誰から教えられたわけでもなく、自らそうしてくれた長男。保育園での制作物も勿論うれしいが、何気ない日常でそういう考えを持って、実行にうつしたということが本当に嬉しくて嬉しくて、てかった顔のどすっぴんで花束と長男と一緒に写真を撮った。

 

忘れてなるものか、な一日がまた増えた。そしてしつこくお花、嬉しかったよ。と何度も何度も長男に伝えている。寝る前にくっつき合いながら、「お花嬉しかったよ」って小声で言ったら「どういたしまして」だってさ。ジローラモ! 

 

やさしいきもちを持ち続けて大きくなっておくれ。

f:id:stimpy0106:20190624120229j:plain

押し花にするぞ・・・・・・