いないいないばぁをDVDとNetflixで拝聴すること数週間。長男の赤ちゃんの頃は、全くと言っていいほどEテレの人形系の番組にハマらなくて、観ていたのは乗り物が動くDVDや歌ばかり。なので、今、とても新鮮な気持ちで、いないいないばぁを観ている。
ワンワンがいないと生活が成り立たないほどの1日に何度も観る。車の中でも観る。長男も今更ハマっている。彼は、テレビ版のピカピカブーを全力で踊っている。
子供の大好きなキャッチーな音楽。大人達も否が応でも覚えた。おばあちゃんも歌を覚えて一緒に歌えるようになっている。朝5時から保育園登園まで流れているので、通勤するころには頭から離れない。通勤途中のリフレッシュとして自分の好きな音楽を聞きたい私、頭の中の選曲を上書きするためにも、イヤフォンは必須アイテム。忘れた日のモチベーションは2(MAX100)だ。
そんな珠玉揃いのいないいないばぁの曲のラインナップのなかで、一際感情を揺さぶられる歌があった。「ひとりっこカバっこ」。ジャングルに住むカバが、かあちゃんとはぐれて探しに行く歌。
かあちゃん、かあちゃん、どこ〜にい〜る〜の〜。かあちゃん、かあちゃん、どこ〜にい〜る〜の〜?
このフレーズに心臓がぶち抜かれてしまった。自分の子供達がかあちゃん、かあちゃんどこにいるの? と探しているのを想像しただけで、胸が詰まる思い。歌の最後にはかあちゃんを見つけるカバ。
かあちゃん、かあちゃん、どうして泣くの? かあちゃん、かあちゃん、あたたかいな〜
ハッピーエンドだけど、かあちゃんが泣くのが凄くわかるんだ。かあちゃんは。何よりこれを想像して悲しくなるほど繊細なハートなのが恐ろしいところ。産後のホルモンのなせる技なんだろうけど。カバよ、もうかあちゃんとはぐれるなよ。