のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

自粛と葛藤とストレスと決意と

あれよあれよと怖いムードに進んでいく令和2年の春。次男の慣らし保育、などと言うのももはや懐かしい。宣言が出てから保育園は2人とも自粛。Netflixやおもちゃ、ストライダー、石ころ集め、などでなんとか4月ももう後半まできた。朝子供達が起きる前に仕事に行き7時半前から始業して夕方前に退勤。仕事を調整して週3、4勤務。日中はおじいちゃん、おばあちゃんに見てもらう。大変だろうが、かなり、助かってる。ここ数週間はいろんな葛藤で苦しく余裕がなかった。

どんな時もこの業種は必要なものだから食いっぱぐれないかなと思い昨年12月に転職を決めた仕事場は、こんな時も営業が許されたものだ。葛藤した。コロナのニュースは毎日毎日、ネットやTwitterで目にする。不安になる。自粛して協力して、自分も家に篭りたい。テレワークももちろん会社は対応を考えたが、総務や経理が家でできるだろうか。いや、今からシステム化は難しすぎる。できる人ももちろんいるからその人たちだけでもテレワークで対応するしかない、会社も毎日逡巡しながらも対応策を打ち出し、とにかく気をつけて時差出勤で身を守り人を守るしかないと納得して、やるしかないと、鬱々とした気持ちで過ごす。

家族みんなで協力し合うも、例にも漏れず、ストレスから喧嘩も増える。特に大人。そんな中明るいのが子供達。息子たちの明るさ。ピカピカブーをオナラとウンチの替え歌にしてふざける長男、何故か寝る前になるとオムツとパジャマを脱いでフルチンになる次男、二人で布団の中に隠れてふざけて笑い合い、お風呂では空のペットボトルをしこたま入れてふざけたり、彼らは暇なし。泣いたり喚いたり喧嘩したりもかなり多くて怒りスイッチも入るが、くっだらない笑いを思い出させてくれる。

友達とも明るい話題もなかなかでない。みんなしんどいなかギリギリのところでやっている。

野村克也追悼本を読んだ。野村さんが南海ホークスと揉めて窮地の時、サッチーは「なんとかなるわよ!」とはっぱをかけたと。そして、なんとかなったと。なんとかなった、というかなんとかしたんだろうけど、敬愛するこのご夫婦の特にサッチーの精神で家族にはっぱをかけて頑張っていくのだ。

不名誉なツッコミ

次男が2月頭から夜中の授乳がなくなったことから良く寝られ、なんとなく健康になってき、そして、よく食べるようになってしまった。そもそも結構食べるのにさらに輪をかけてごはんがおいしい。おやつもおいしい。ジュースも好きだ。運動はしてない。結果太った。
 
なんとなく、うすうす、ズボンがきついなあ、腕回りがむちっとしてきたなあ、背中がたくましいなあ、と思っていた冬。ありがたいことに最近のトレンドはダボっとしたニットブーム。服を着てしまえばなんてことはない。全部気のせい気のせいとおもっていたが、そろそろ暖かくなってきてしまい、否が応でもわかる体系シルエット。
 
転職して最近のお気に入りおやつは、会社近所のスタバのチーズタルト。319円で買える幸せ。欠品が多いからきっと人気商品なんだろう。土日は最近みつけた近所のカフェのチョコレート生クリームワッフル。350円で買える幸せ。ワッフル狂いには近所にこのような店があること自体もはややめられないとまらない。
 
もうムチムチ人生でいいかな、と思っていたら、旦那にノンタンにでてくるカバの看護師さんに似てる、と指摘された。不名誉だ。なに!?と思ったが、悲しいかな自分でも納得して、めちゃくちゃ笑ってしまった。「がんばるもんもんがんばるもん~♪」と軽やかに歌い、踊りながら注射をレコメンドするその姿。同じように軽やかにふざけて真似してみたら思いのほか面白くなってしまって(おいしい)と思うようになってしまう。というか笑っているのは夫婦二人だけで、子供たちは私がふざけているのを一緒に踊って楽しんでいる。遊びとも思っているから救いだ。
不満に思うも、どうにも面白くて今日もふざけて笑いながら歌を歌ってしまう。はあ、笑ってないで、痩せよう。
 

 

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濃いウーロンハイの夜

長男を妊娠出産して以来、お酒を飲む機会はあれど、昔散々した深酒をすることはなかった。子供らは朝が早いし二日酔いは辛い、と自制をしていたから。それに旦那が忙しいとそもそも飲みに行くことはできないし、旦那は年間ほとんどが忙しい。でも繁忙期を抜けたいま、余裕があるというので急遽、近所で中高の友人と呑もう、となった。友人の子供はもう小学生、長男が産まれるときには多大なアドバイスやお下がりをたんともらい、頼れるパイセンママ。酒も強く飲める。

軽く飲みながら食べよう、と話していたが、だいたいが酒飲みの二人。ビールだけだと酔わないよね、とスタート時に言うも、3杯目くらいから友人はレモンハイにいく。わたしも大好きなウーロンハイにチェンジ。そのお店は友人がたまに手伝いをするお店なので、友人自ら作ってくれる。ジョッキにパンパンの色の薄いウーロンハイをテーブルに持ってきた。濃い。酒飲みの作るウーロンハイは濃いあるあるネタを久しぶりに実感する。

濃すぎるだろ!と、ゲラゲラと黄色い声とは逆の笑い声わ響かせて呑む。濃いウーロンハイ。酔うやつだ。が、カラオケ屋のあの焼酎の味はしない。焼酎がうまいね、というと、友人はドヤ顔で「宝焼酎だからね」。それにも大笑いする。

そこからというものどんどんヒートアップしていき、杯を重ねる。無限に飲めるんじゃないか?というくらい飲めてしまい、何杯飲んだか覚えていないが、10より少し少ない程度だろう。

美味しいご飯、友人と濃いウーロンハイを飲み、色気のない笑い声を響かせ、常連のおじさんたちと地元の話をする。最近の辛い話、笑い話、昔話、あれもこれも尽きない。仕事も楽しんでいる友人と、人生一度きりだから好きなことをやろうと語り合う。気がつけば11時半。お互いこの時間はもういつもなら寝ている時間、心は出会った16歳の頃と同じだが、身体は40近い。無理だ、もう目が開かない、帰ろう、と、これまた子供の頃と同じように友人のお母さんが迎えに来て送ってくれ、気持ちのいい夜だった。なかなかこういう深酒はできなくなってしまったが年に1、2回はこうやっていろいろ忘れて飲みたいなあ。

翌朝、6時に起こされる。昔話毎度あった二日酔いはない。

恐るべし宝焼酎

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まだこの時点では9時には帰ろうかなと思っていた