のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

長男の叫びにみた淋しさ

帰宅してからの子供達のピーチクパーチク具合はとどまることをしらず兎にも角にも全力で寝かしつけまでを過ごすこと数週間。

 

あるとき、長男が誰よりも早く食卓で彼特別メニューのカレーを食べ終え遊び出すと思っていたら「ももたろうの絵本よんで!」と、遊ぶスペースで私を呼び出した。その時は絶賛次男に離乳食をあげてその隙間で私もご飯をかき込んでいる時。「食べ終わったらで良い?」というも、そんなことが許されることもなく、「だめ!いま!」と怒り出した。

以前はそのまま膝の上に絵本を持ってきて、長男には食卓で絵本を読みながら次男に離乳食をあげるをしたら納得していたのに、その日は。「ぼくのために、いまやってよ!」と言われて、ずきゅーんと、すごく胸に刺さってしまった。かわいい!とかそういうことじゃなく、そうしてほしいという欲求をストレートに言われて、ああ、淋しい思いをさせてしまっているんだという事実に直面して、切なさというんだろうか。ショックに近い気持ちが心のなかにうまれた。なんという破壊力のある言葉だろうか。

次男は泣かずにいそうだったのでとりあえず離乳食をストップして抱っこして絵本を2回読んだところ、満たされたのか怒らずにニコニコして解決した。

 

今までのイヤイヤ期の理不尽だとおもっていたのは、やっぱり淋しさの裏返しでもあったのかと。

その後、次男と近い月齢がいる前の会社の先輩達とLINEをしていたときに、たまたま、子供のころの淋しさは今でも覚えている、という話題になった。先輩達はそれぞれ弟や妹がいて下の子を見ていないで、私を構ってとおかあさんに強く思っていた時期があり、それぞれに淋しい思いを抱いていたと言っていた。

私は末っ子だったので上の思いというものをそうなのかと知った。

 

男の叫びとこの先輩達の幼少期の思い出の話が今たまたまリンクしたのは何かの縁か。なるべくなら淋しい思いをさせたくないから、無理難題にもちゃんと向き合っていきたいところ。そしてそのうちに次男を後回しにし続けていても・・・・・・の時がいずれ来るんだろう。その時長男はどういう風に成長しているのかな。楽しみだ。

くらい夜のさみしい日