のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

初めて作ったカーズのバッグ

保育園で作ってもらった紙のポシェットバッグを気に入ってどこへいくにもおもちゃをいれて首から下げて姿を見て、そうだ何か作ってみよう! と思い立ち、布ほかをポチっと購入。作り方はネットのフリー素材で一番簡単そうなものを選んだ。
裁縫は中学生でパジャマを作って以来、でも洋服直したりするのは好きだったからまあ出来るだろうと軽い気持ちでいざ、裁断。このミッションを遂行する仲間は、小学校の頃に買った裁縫道具と30年以上の前のミシン。ともに歴戦の戦士よろしくボロボロで、ミシンに至ってはさびて縫い方が直進しかできなくなっている。直進さえできれば何とかなるだろう! さて、作り方。早速疑問が浮かんでしまった。書いてある用語がよくわからない。かつて、家庭科できいたことがあるような・・・・・・縫い代ってなに? かがる、ってなに? けつまづきながらも、カンと間違えたらほぐせばいいやというTHE・雑精神でこの休みの2日間、合っているのかという不安がぬぐえないまま合間を見て作業をした。案の定、汚くなる仕上がり、裏側は糸がピョンピョンでて、切りっぱなしの布の綿が触る毎にでて鼻ムズムズ、散らかる床・・・・・・。くそ、止めておけばよかった、大人しく既製品のバッグ買えばよかった、と浮かんで止まらないネガティブ思考。でもきっと喜ぶ姿が見られるんだ、頑張ろう私! と、やっつけながら最後の仕上げをして、夜10時半にようやく完成。
あまりの喜びに、まず寝室にいる旦那に見せに行った。寝てた。わざと毛布をかけ直す仕草をしても起きない。っち。次、おばあちゃんの元に行った。お風呂に入っていた。全裸のおばあちゃんに完成品を見せて褒めてもらった。いやいや、自慢したりない。友達にも自慢する。その後も謎にファスナーをシャッシャとしたり、色々な角度から眺めて、これを作ったんだ・・・・・・などと達成感を味わって、明日子ども喜ぶかな。これ首から下げてご飯食べる! とか言ったり。ふふふ。と妄想をし、就寝。 翌朝。起きて居間に行き、ほら、これどう? カーズのバッグだよ! とテンション高めに見せた後の息子、イヤイヤと首を振る。そして歩いて行ったのはトミカの群れ。・・・・・・。現実の厳しさよ。どうなってるんだ。ひどくないか。

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縦横20センチくらいのファスナー付き。愛着湧きすぎる。

大人の自己満足と、既製品の素晴らしさを心から実感した思い出が詰まったこの初めての保育園バッグ、子どもが大きくなっても捨てずに取っておこう。