のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

“昭和の医学”と戦う親

親(祖父母)と同居していることで度々目にする“昭和の医学”。

これが本当に厄介だと思う。

 

自分が使った箸でものを赤子に食べさせようとする、

熱が出たらすぐ解熱剤を入れようとする、

ミルトンの消毒が甘い、

すぐ靴下をはかせようとする、

毛布も肩までがっつりかけようとする

離乳食超初期に豚肉するおろしたものあげたらどう?と言われる

腸炎のときの洗浄が甘い、、、、etc

 

豚肉に至っては、私がミルクを突然飲まなくなって、その当時同居していたお祖母ちゃんがとんかつの肉だけをすりつぶしてあげたらばくばく食べたと言っていたエピソードをいまだに何度も私達に話す。いや、笑えるけどさ!

産後すぐのピリピリ期には、よく衝突した記憶がある(いろいろ産後ダメージでかくて記憶が薄いけど)。そして、その話を友人にしたところ、まじ“昭和の医学”やっかいだと。しみじみ同意した。

そもそも、父親に至っては、私や兄弟が小さな頃はそんなに赤子の世話してなかっただろうと強く突っ込んでいた。あたしは忘れちゃいないよ、風呂場で泣いているからかわいくないって言って脱衣所にほっておかれたことを。

それでもいろいろやってもらえて、感謝はしきれませんけれども・・・・・・。

 

自分が将来もし、お婆ちゃんとなる立場になったらしないように気をつけたい。

けど血は争えないから、やりかねないという思うとちょっとゾッとするなあ。

 

初めての妊娠・出産 最新版 (たまひよ新・基本シリーズ)

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のりものソングに色々な音楽ジャンルはないものか

のりものソング、大好き息子くん。

大人はもはやどの歌も歌詞も音楽も丸暗記。ジジババが一緒に歌う様はまるで慰問老人ホームのよう。

いいんだよ、楽しそうだからさ。でも、こう、もっといろいろなジャンルバージョンののりものの歌はないだろうか。

ロック&ハードロックでノリノリな「バスだいすき」
ゴリゴリヒップホップな「ピポピポ救急車」
レゲエ&ロックステディでまったり「はたらくくるま」
ダンスホールでテンションあがる「パトカーのおまわりさん」

みてみたい!みてみたいぞ!

いつか暇になったら動画を作ってみようかなあ。

ま、暇になったと思ったころはのりものの動画には見向きもされないというオチまで見えたからもう寝よう。

『アイ・イン・ザ・スカイ』を見て言葉がでない親

レンタル開始した『アイ・イン・ザ・スカイ』。大好きなヘレン・ミレン様主演。

 初冬に映画館で見てきた。寒い日だった。

戦争映画は、割と見る。どちらかというと、感動系より淡々とリアリティがある方が好み。NHK映像の世紀、ぐらいとは言いすぎだけれども。

ヘレン・ミレン様と言えば、第一容疑者シリーズのクールな警視、またはヒステリックな英国女王を演じさせたら右に出る者がいない大英帝国勲章を受勲した名女優。

今回は戦地をドローンで映し出し、ミサイル発射をするか否か、という現代の戦争を描いたもの。

正義とは

戦争の犠牲者は軍人、民間人、大人、子ども、さまざまでしょう。

大人数の犠牲者を出さない方を選択するか

少人数の犠牲を出す方を選択するか

指令本部の画面を見ながら決断を迫られる。法務的にチェックを毎回入れ、どうするかを高官とともに協議する。ルパン三世に出て来たような、小型のドローンを工作員が映像を届けるために命をかけて操作・撮影し、決断をまつ。

劇中の時間と、映画の上映時間が同じに感じられて、ずっと手に汗握って鑑賞した。

戦争映画を見て、いつも思う。正義ってなんだろうなと。

指令本部での決断、パンを売っていた少女、ミサイルを発射をまつアメリカ兵のスティーブ(アーロン・ポール)、ベンソン中尉(アラン・リックマン)の孫娘、作戦終了後に雨の中帰路につくキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)の背中、ケニアでパン売る少女の両親・・・・・・

きれい事と現実と色々な思いがこみあげ、母になったからか最後のシーンではどうしても涙を流してしまった。

何と言っていいかわからない。でも犠牲者が出ることへの悲しみはどうしても我慢できない、そういう思いで映画館をあとにした。

聖地巡礼のために正義を掲げて進軍した十字軍。あれから何百年経っているのだ?とも思いながら。

アラン・リックマンの遺作

あのハリーポッターのスネイプ先生のアラン・リックマンの遺作でもある、本作。

いい、演技でした。最後、イギリス高官に向けて言った放った台詞。この映画のなかで一番スカっとしたシーンだった。

 

現状はこういったことが戦場で起きている、そういうことを知るには本当にいい映画だと思う。

ヘレン・ミレン様の背中で語る感よかった。全てを受け止めて、私は進む!と言う・・・・・・。

またレンタルして見よう。

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