のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

母のむだ毛問題

結婚する前に済まして置けば良かったと思ったのがいくつかある。免許取得&運転に慣れておくこと、歯のメンテナンス(矯正orインプラント)、そして、永久脱毛。どれも貯金をして払うかローンを組むしかない。時間はたっぷりあったのに、まあいっかであっという間にアラフォーになってしまった。特に、永久脱毛は痛感している。

産後、良くある話で自分のことはとにかく後回し。お風呂も機嫌悪くなるなよ頼むなよと思いながら洗うことに集中、でた後にあ! 処理すりゃよかった! の繰り返し。と思えば、最近は顔を泡泡まみれにしているときに、あ、眉周り今剃っちゃおうかと思ったら、泡でよく見えないため眉山をそり落としてしまい翌日化粧する前に驚く始末。

わが家の旦那は、むだ毛に関して凄くめざとくまたうるさい。たまに思いついた時にチェックが入る時は全力で逃げる。だがわかって欲しい、優先順位が低いということを。時間がないという言い訳はしたくないけれども、冬は見えない“秘境”。めんどくさいのが本音。わかっているよ、気にしていられるのが華っていうのも。でもめんどくさい。

世の中の女性はどれぐらい永久脱毛しているのだろうか。友人達は比較的若いうちにやっていて、とっても楽そうだ。あとは、これはよくある話なのか、昔やってもらったエステサロンは今はつぶれている、ということ。今から施術先を探したところで、アフターケアが物理的に無理になることがかなり有力。どうせやるなら信頼できる所でやりたいが、全く無縁に生きてきて、穿った考えをから騙されたくないとか思うと・・・・・・どこがいいのかわからなくなる。そして今、それをやる必要があるのか? と言われれば、まちがいなくそれよりも必要なことにまわしたい。何ならそのローン組むならハワイに行きたい。

なんて思って、まあいっかで今度はアラフィフになってしまう気がする。いいのか自分。というか世の旦那さんたちはそんなにチェックするんだろうか。今度友人達に聞いてみよう。

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母と営業マンと夜のアイス

数週間前、同居の母がガス屋の営業に勧められ、ガスコンロを買いかえたいと言いだした。まだ使えるし、あと数年後には建て替えも考えているのにと反対した。が、先日の朝。営業マンが今日納品しに来ると言われる。そんなことを聞いて、揉めないわけがない。そうして気分が悪いまま子供を送り仕事に行き、夜。帰ってくると、光り輝く新しいコンロ。そして母は、眩しいほどの笑顔で意気揚々とガスコンロの話をしだした。「営業マン、設置だけじゃなく、剥がれていたキッチン部分も直してくれた。さらに話を聞いてたら、15年前に買った前のコンロも設置してくれた同じ営業マンで、前の時はキッチンの剥がれたタイルも仕事とは関係ないけど直してくれた人だった。すごく優しい人だ」と。それは営業の技のひとつであり、そうやって次もまたお願いさせようと思ってるんだろう。営業だったからわかる。きっとこういう手がこの人には有効だと、わかってるんだよ。と、言いかけたが、やめた。物事は時に正論を言わないことがいいことがある。家族の間柄では特に。電気屋もガス屋も昔からお願いしているところだが、大手家電量販店などそういう所に太刀打ちするには、こういった草の根営業が生き残る術なのだろうと思う(しかし今時カードが使えないのは痛いよ)。

朝には気分が悪かった私もいつのまにか融和し「アイス買ってくるよ。何がいい?」とアイスが好きな母に言った。他の家族にも聞き、コンビニへ。あんなに朝は腹が立っていたのに、夜には家族の分のアイスを買いに行っている。家族は100円くらいのアイス、自分のは400円くらいのゴディバの新作アイス。そんなささやかな差で埋め合わせをして明日はにこやかに起きよう。

 

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初めて作ったカーズのバッグ

保育園で作ってもらった紙のポシェットバッグを気に入ってどこへいくにもおもちゃをいれて首から下げて姿を見て、そうだ何か作ってみよう! と思い立ち、布ほかをポチっと購入。作り方はネットのフリー素材で一番簡単そうなものを選んだ。
裁縫は中学生でパジャマを作って以来、でも洋服直したりするのは好きだったからまあ出来るだろうと軽い気持ちでいざ、裁断。このミッションを遂行する仲間は、小学校の頃に買った裁縫道具と30年以上の前のミシン。ともに歴戦の戦士よろしくボロボロで、ミシンに至ってはさびて縫い方が直進しかできなくなっている。直進さえできれば何とかなるだろう! さて、作り方。早速疑問が浮かんでしまった。書いてある用語がよくわからない。かつて、家庭科できいたことがあるような・・・・・・縫い代ってなに? かがる、ってなに? けつまづきながらも、カンと間違えたらほぐせばいいやというTHE・雑精神でこの休みの2日間、合っているのかという不安がぬぐえないまま合間を見て作業をした。案の定、汚くなる仕上がり、裏側は糸がピョンピョンでて、切りっぱなしの布の綿が触る毎にでて鼻ムズムズ、散らかる床・・・・・・。くそ、止めておけばよかった、大人しく既製品のバッグ買えばよかった、と浮かんで止まらないネガティブ思考。でもきっと喜ぶ姿が見られるんだ、頑張ろう私! と、やっつけながら最後の仕上げをして、夜10時半にようやく完成。
あまりの喜びに、まず寝室にいる旦那に見せに行った。寝てた。わざと毛布をかけ直す仕草をしても起きない。っち。次、おばあちゃんの元に行った。お風呂に入っていた。全裸のおばあちゃんに完成品を見せて褒めてもらった。いやいや、自慢したりない。友達にも自慢する。その後も謎にファスナーをシャッシャとしたり、色々な角度から眺めて、これを作ったんだ・・・・・・などと達成感を味わって、明日子ども喜ぶかな。これ首から下げてご飯食べる! とか言ったり。ふふふ。と妄想をし、就寝。 翌朝。起きて居間に行き、ほら、これどう? カーズのバッグだよ! とテンション高めに見せた後の息子、イヤイヤと首を振る。そして歩いて行ったのはトミカの群れ。・・・・・・。現実の厳しさよ。どうなってるんだ。ひどくないか。

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縦横20センチくらいのファスナー付き。愛着湧きすぎる。

大人の自己満足と、既製品の素晴らしさを心から実感した思い出が詰まったこの初めての保育園バッグ、子どもが大きくなっても捨てずに取っておこう。