のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

飲んで飲んでの正月とはじけ飛んだ有給と

2020年もしっかり仕事を納めて、年を越す準備の一つのおせちと揚げ物作りも1日がかりで済まして、無事に2021年を迎えた。ここ数年、ずーっと年末は体調崩してた。というのをSNSの過去のお知らせで嫌というほど見てた。

まあバタバタして、仕事と子育てでつねに寝不足で、子どもの病気をもらって、という状況で今年は疲労があれども、無事に年を越せてよかったーなどと、1日と2日は昼からストロングなチューハイを飲みながらだらだら過ごした。ずーっとほろ酔いでほんっとに最高だった。

 

喪中でもあるし、今年はあえて急いで初詣しなくてもよいだろうと、ひき籠もってあと少しで飽きるおせちをつまんで穏やかな正月を過ごす。数年ぶりの静かなお正月を噛みしめてた。

 

4日から仕事始めだったから、3日はもう飲まずに休みの日のいつも通りをすごした。長男は元気でニチリントウを振り回し、次男がやたらぐずるなと思っていた午前中。昼を経て、お昼寝の時、痙攣を起こした。熱があると気がついたのは、痙攣した直後。痙攣終わっても意識がなんかおかしい。急いで、救急車を呼び、意識朦朧とする次男を抱えてあれこれ説明して、改めて体温をはかったら40度。次男はほとんど発熱しないタイプだったので、2歳にして初めての熱。喘息で入院した病院が受け入れてくれるということで、向かって15分ほどしたらようやく意識が戻ってきた。

 

あれやこれや治療と看病して、4日間。38度〜37度台をいったりきたり。機嫌は最悪、食欲もない、薬も全拒否。そして、ありとあらゆる検査をしたけどどれも陰性。covid-19も。ただの風邪、されど風邪。

残り少ない有給を使って仕事始めを伸ばして、今月は日数が少ないからどうにかしてリカバリーをしないといけないという現実に泣きそうになりながら、それでも元気を取り戻して、一人遊びをするようになってくれてホッとした。

 

今の御時世、年始の大変な時機に病院でみてもらえて、助けて貰えて、本当にありがたい気持ちで2021年が始まった。

今年は病院にお世話にならないように、健康で家族皆過ごせるようにしたい。現実とネットの友人知人も皆、健康でありますように。

 

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ストロングなチューハイに柚子を入れると最高の一杯になる

 

クリスマスをいつやるか問題

引っ越ししてもう今年は終わった気でいたけど現実は全くそんなことなく、お歳暮の発注と喪中のはがきを出すのとがようやく終わった今。

クリスマスケーキの予約をすっかり忘れてた。あぶねー、危うく当日に駆けずり回って買う羽目になるところだった。そして、日付を見て悩む。

毎年恒例、サンタさんはいつ来るか、クリスマスケーキ&ごちそうはいつやるかという問題。去年までは、クリスマスの概念も日付の概念もあやふやだったから確か週末にやった記憶がある。

 

でももう上は5歳間近。いろいろわかってる。保育園でもサンタさんはいつくるか、とか、手紙を書いてたりするわけで。旦那は毎年年末は休みがないままぶっ通しで25連勤とかしてるのでいるいないは度外視。

そして前職の仕事では年末年始進行という鬼畜スケジュールだったため、12月は余裕がなかったけど、今年は早く出社すれば早く帰れる。じゃあ25日にやるか? 悩ましい。

サンタさんは24日夜中に来てくれる、パーティは週末とか?

サンタさんもパーティも週末とか?

ケーキだけ25日の夜食べる、とか?

などと、悩んでて結局ケーキをまだ頼んでない。
キッズはステレオタイプを好む傾向にあるから難しい。

早くしないとほんとにケーキ難民になってしまうから急がなきゃ・・・・・・。

オースティンを求めてラヴクラフトを買った日

自粛が明けてすぐ、何か小説が読みたくて休憩中に書店に行った。
そのときは古典小説でジェーンオースティン的なものを求めていて、オースティンを読み返すか、いや新しい何かを・・・と思ってウキウキしながら足を運んだ。今の自粛を経ているメンタルからいって好きな自然主義文学はちょっとしんどい。読みかけのゾラは農村で遺産相続争いの真っただ中、結末はきつい展開なのは簡単に想像できるのでストップ中。淡い気持ちを抱くものが読みたい。
 
岩波文庫新潮文庫河出文庫を眺めてしばし。新潮文庫ラヴクラフトに目が行った。かの人のファンタジックなお話を書かれる帯の恩田陸さんにも納得。クトゥルー神話は知ってはいても原典を読んだことがない。買ってみるかと手にとった。古典恋愛が読みたかったのに、急に「古きもの」に惹かれてしまった。そして、数日であっという間に読んでしまい、幻想小説怪奇小説にはまってしまった。さすが始祖。面白い。ハマると悪い癖なのがどんどん欲しくなる。全巻買うのはさすがに、と思い厳選して、有名な『狂気の山脈にて』が入った全集単行本を買い読む。ポー、マッケンの怪奇小説も手に入れ読む。ひたすら読む。ダンセイニやブラックウッドも欲しいが、古書店でないと手に入らないものが多い。本は一期一会を痛感。ほかの集めている書籍とともに少しずつ蒐集していこうと誓う。
 
半年我慢していた美容院に行った。TRGPと本が好きの担当の友人に、ラヴクラフトの話をしてうれしい気持ちになる。知っている人に話ができる喜びたるや。最近は風が強い日で犬が吠えたら、「古きものが来ている・・・・・・」と一人で妄想して遊ぶのが楽しいと話をして、生暖かい目をされた。なかなか理解されない遊びなのは承知している。
 
ときめきが欲しいと思っていたのに、ふり幅が激しいものを選んだ。が、結果オーライ。得も言われぬ怖さをひたすら堪能しまくった後に読んだイシグロカズオの『日の名残り』は最高で、都営線の中でじんわりと涙を浮かべた通勤時間を過ごせた。書店で手に取った自分を褒めたたえて、ここ数か月の本の出合いに感謝する。ひとつ読めば読みたいものが無限に広がっていく。まさに沼! これだから本を買うのも読むのをやめられない。
 

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本に外れなし