のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

コントロール不可能なババアの怒りの話

次男を出産後に生理が復活して数ヶ月経った。ホルモンの影響か、怒りスイッチがすぐ入ってしまう。イヤイヤ期から反抗期にはいった3歳児×更年期が近い生理前の精神状態=相性最悪という図式ができあがっている。とにかく最悪。気分が最悪。不幸中の幸いは、重かった生理痛はほぼ我慢できるレベルなのでよしとするが、何といってもアンガーマネジメントなんてくそ食らえな怒りコントロールスイッチがぶっ壊れてしまう。

 

最初の一月目はとにかくこの怒りスイッチの壊れっぷりに自分自身で戸惑いが隠せずに、友人らに更年期障害じゃないかと零す。そうすると、同意する友人多数。ただでさえ普段反抗的な態度に怒るのに、その時期はさらに加速してやばい。歯止めがきかないよね、ババア自分をコントロールできないよね。まじどうしたらいいの? と。男児、女児にかかわらず、子持ちの友人達との共通の大いなる悩み。

怒る直前は髪の毛が逆立ちメデューサの如く。キシャーキシャー蛇たちの効果音すら聞こえるようだ。

 

 

ある日の休み、泣いている次男をおんぶしながらもらった新しい掃除機で掃除をしていた。ぴかぴかの掃除機。大事にしたい掃除機。長男が言う。「そうじきおてつだいしたい」。いつもなら、「じゃあ一緒にやろう」といって、ちゃんと掃除できないけど本人を満足させるためだけに掃除機を触らせる。が、この時は魔の生理前。「(新しい掃除機で前のより重いし壊したら大変だからお手伝いはいらないっす)うん、今日はお手伝いいらないよ」と言った。「いやだ、やりたい」。この言い合いがはじまる。魔の生理前、心の広さはお猪口よりも小さい。もはや意地にもなり、進まない掃除に怒り心頭。激怒りモードに突入しそうなところで、別の部屋で休んでいた旦那が登場(なに部屋で休んでんだと理不尽な怒りも追加)し、まあまあと諫めて移動していった。

 

その後も、トイレをしたあと手を洗わないや、ゼリーが食べたいとだだをこねたことに怒りスイッチが暴発したり。ゼリーを買いに抱っこひもで甘えて傘を差してスーパーに行く途中に、息子に謝る。「さっきは沢山おこってごめんね・・・・・・」もはや自分の罪悪感のためだけの謝罪に近いが、コントロールできなくて申し訳ない気持ちは確かにある。「おかあさん、いじわるだったよ。おかあさん、きょうなんかおかしいな〜」と笑いながらしながらアゴを近づけて甘えてきた。この仕草は大好きと言うときに長男がする仕草。アゴで私をぐりぐりする。

 

雨降りの中、ぎゅっと抱きしめながら、なんかおかしいってわかるんだろうな・・・・・・。ほんと、気をつけよう・・・。と心に誓うも、全く太刀打ちできる気がしないのが怖いところ。もう家族皆の平和のために、命の母に頼るしかない、そう思った雨の日の誓い。

 

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