のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

アラフォーをお姫様扱いをしてくれる長男の話

ピアスをしていればお姫様、スカートを履いていたらお姫様だねと言ってくれるジゴロな3歳5ヶ月。きっと絵本のなかのお姫様に似たものを身につけてるとそう思うんだろう。単なるハンドメイドの激安500円のピアスも彼の目にしたらキラキラなお姫様の宝石と同じ。そして、お姫様扱いをしてくれることにあな嬉し。

 

そして日曜日、お昼を食べて一緒に昼寝をしたくて堪らない母は子供部屋で寝っ転がりながら遊んでるのを眺めて、「そろそろ眠くなってきたんじゃない?」と誘いつづけて、断られてゴロゴロ。半分寝ながら次男と長男が遊んでいるのを(おもちゃの取り合い)声で聞いているとそのうち、ワミーでわっかを作って、違う部屋にいるジジやお父さんに王冠みたいにしてプレゼントしてまわっていた。

その様子を見に行って、微笑ましいねえ。でも眠いねえ。と思ってみていたら、「おかあさんにもあげる。これでけっこんしよう」と言い出して、「あかちゃん、おとうさんいわたして、あっちいこう」と子供部屋に誘われた。

いつもとは違うごっこ遊びに、ほうほう何をするんだ?眠いんだおかあさんは。とおもっていた私はそのあと衝撃をうける。

ここに立って、と言われてたっていると、椅子をずりずり持ってきてそこによじ登る長男。おしい、私と並んでも少し背が足りない。「おかあさんと同じくらいになったね」と言い、「そうだね」とそっと気づかれないように屈むと、結婚式のブーケよろしくわっかを乗せてくれた。な、な、な、なんと・・・・・・まじで結婚式のように!どこで知ったんだ。そして向かい合ってぎゅーっとハグをしあう私たち。

若干呆然としつつ、かわいくて堪らない気持ちになっていると、次男と旦那氏がやってきた。嬉しさを噛みしめながら、今けっこんしているんだって肩を組み合う長男と私。

最終的に皆で結婚しよう、と抱き合ってこのごっこ遊びは終わりを告げた。

 

眠気も吹き飛ぶような素敵な思い出。アラフォーのいい年でこれからどんどん老いていく私に、いつまでそういう風にお姫様扱いしてくれるんだろうか。10年後にはババア!って言われてるかもしれない。この日の思い出、絶対に忘れるものか。

 

そして間違いなくこのごっこ遊びは保育園でやっているだろうから先生に聞いてみよう。男の子たちって、おかあさんと結婚したいよねー。とか言い合ったりしてるんだろうか? あんまりそんなイメージ、ないけどなあ。

 

胸がいっぱいになったというのはこのことかな、という長男のかわいさを目の当たりにしたとある休みの日のお話。

 

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