のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

彼方から届く夏の葉書

今でも交流がある前の会社の女性の先輩。同じ時期に母になったことやその時比較的近くに住んでいたこともあり、産後も子育ての悩みなどを連絡してお互いを励まし合っていた。

先に私が産後五ヶ月ほどで早く復帰、先輩も年越しに復帰して気軽に会うことも、日々に忙殺されてLINEもなかなかできないようになってしまった。先輩は部下がたくさんいるから、なおさら色々大変じゃないかなと、思っている。

先輩は季節毎に、必ずお葉書をくれる。年賀状、年賀状が出せないときは寒中お見舞い、そして暑中お見舞い。それが、とても嬉しく、LINEで返事をすればいいのかもしれないけれど、私も季節の葉書を伊東屋に見に行っては、長くならないけど短すぎない文章を考えて、切手を貼って投函をする。

字が綺麗な方ではないので、書くときは文章を考えてから唯一持っている安い万年筆で、ゆっくり、丁寧に書く。どうしても修正テープは使いたくない。

先輩に先に出させないで、自分も季節がきたら(年賀状はやるにしても)出すようにすればいいのに、どうしても待ってしまう自分がいる。届いてから、先輩の気遣いや思い、そういうものが一枚の葉書から強烈に伝わって凄く嬉しい気持ちになる。

先輩との夏のこの葉書のやり取りがとても好きなので、ほかの友人にも書きたい気持ちもするが、結局先輩にだけ出して終わってしまう。

今年の葉書は怪我でどうしても伊東屋にいけなかったので、お気に入りのダリの葉書を使って投函した。

今骨折してます、そうメッセージを添えて。

彼方からの手紙