今年のお盆は出産も控え出費を考えて、600キロも遠く離れた田舎に帰るのは諦め、こっちでダラダラ過ごすもんだと思っていたところに、旦那氏より「大井川鐵道のトーマスの列車に乗りに行こう」と提案が入った。
･･････お盆の旅行をお盆の2週間前に提案してくるとは、相変わらず予約担当の大変さをわかってはいないな･･････とちらり思ったが、そこは息子のため。なんとか予約取れるものか、PCで確認を始めた。そもそも、大井川鐵道がどこにあるの？ と思っていたら、300キロ近く離れた静岡県内であると。
お盆期間中に東名高速道路を経て、旅に出る。長時間ドライブ必至。息子は2歳7ヶ月のお話出来るけど、イヤイヤ期でもあるこの時期、これは闘いになる。そう思った。
とりあえず、大井川鐵道のトーマス号は直前予約で席があったので予約は取れた。宿はどうだろう、近隣の温泉地域の寸又峠温泉などを調べたが、そりゃそうだ宿の空きはなかった。では、高速の焼津IC降りた周辺では･･･と調べたところ、一軒のホテルが空いていた。しかもハイシーズンなのに、三人で朝食付きで2万円以下。
リゾート施設とはほど遠くとも、それなりに綺麗でプールも付いて、オーシャンビューで、朝食はブッフェで文句があろうか、嫌ない。楽天トラベルで予約して、ポイントも使ってさらにお安く。素晴らしい。
さあさあ、こうなってくるととっても楽しみになってきた。焼津の観光協会に、観光パンフレットを問い合わせ、オススメ食事処をピックアップ、時間ごとのタイムスケジュール作成。この辺はもう仕事柄職業病みたいなものだ。
懸念事項は、３つ。１つめは、大井川鐵道のトーマス号は、冷房がない。この連日の猛暑で、森林浴と風と扇風機で一時間半、堪えられるだろうか。この辺は保冷剤や冷たい飲み物を用意して望むしかない。
２つめは、往復路でトーマス号を乗った場合、始発の駅に戻ってくるのが１６時近くになるということ。１６時から自宅に帰路につくとなると、お盆の上り渋滞の真っ直中に突っ込んで帰る事になる。お金はプラスでかかるけど、千頭駅〜新金谷駅はひとり大人1720円を払って、昼過ぎに冷房のきいた普通列車で帰るのがいいのかもしれないが、要検討。
３つめは、帰路につく際の上り渋滞に息子が堪えられるだろうか。これはもう、DVDを見せ続けるしかない。現在DVDの交換は座席下にセットされているので、妊婦のお腹でそれを変更するのは非常に難しく、都度サービスエリアで時間ロスをして息子のイヤイヤスイッチが入ってしまったら目も当てられない。ということで、ポータブルDVDプレーヤーを購入して、ヘッドレストに装着。オーディオだけ車のサウンドスピーカーに繋いで置くようにする事にした。ポータブルDVDプレーヤーは、最近家電業界の転職者が多く入ってとても評判のいい山善にしてみた。アマゾンでは、別のメーカーが高評価というか上位にあがってたけど、何処の会社かHPを見ても書いてなかったので、却下。
息子だけをじっくり見てあげられる、最後の夏の旅行だから、精一杯甘えさせて私達も楽しめる旅行にしたいなあ。
