のらりくらり日常日記

雑記。ただただ何の役にもたたないことを書くだけ。

メガネ人生を振り返る母

小学生のころ、視力が悪くなりメガネをかける生活になった。

理由は、メガネがかっこいいと思っていたため、悪くなるであろうことばかりを実践。兄とファミコンゲーム、漫画、テレビ。そして極めつけは暗闇の中で本を読むを続ける! 数ヶ月、目出度く視力が下がり、晴れてメガネ生活へ!

目〜悪くなっちゃったよ〜メガネかけなきゃ〜みたいな超絶ださい子ども。恥ずかしい。選んだメガネは、赤のメガネ。まじひどい。

ウキウキしながらメガネをかけて学校へ。担任の先生が、「今日からメガネなんだね。じゃあみんなに言おうね」

朝の会の後、前に呼び出されて“今日からこいつはメガネ宣言”。

するとどうでしょう。その日からメガネザルといじられる遊びが発生。
「メガネ〜は〜かお〜の〜いちぶ〜です〜♪だか〜ら〜とうきょうめが〜ね〜♪」をご丁寧に歌う男子。

小学生も3年になれば、その頃は男子女子の仲は最悪。一緒に遊ぶ、ということが出来なくなるそんな時期。

そんな中先生がぶっ込んでくれた、アイツメガネだぜという壮大な前振りは茶化すことに命をかけてる男子にヒット。

ことある毎にメガネと言われ、うるさいゴリラ!といいあう小学生ならではのコミュニケーションが成立。

ここまでして、あんなにかっこいいと思っていたメガネも、中学生になるとださいアイコンに・・・・・・そして、コンタクトレンズへ。
視界が開けた悦び、そして後悔する。「何故あの時目を悪く・・・・・・」

その後社会人になって、レーシックブームに乗り、レーシックを施術。その後順調に裸眼生活を謳歌。

この間、“宣言”をしてくださった担任の先生に再会したので、あの前フリでメガネザルだよ!って酔いながら報告し、馬鹿にしていた男子も思い出して、みんなで大笑い。

メガネストーリーを振り返り思ったことは、目が悪くなる=かっこいいという謎のあの考え、これだけは息子に遺伝せずに成長してほしいと強く思う。