アマゾンプライムの映画視聴は本当にありがたい。
通勤中行き帰りで一本見て、時間があっという間!いい時代だ!
さて、今度は既に筋肉肉弾戦で世代交代したであろう、ジェイソン・ステイサム。
主演 ジェイソン・ステイサム×制作・脚本 シルベスタスタローンの『バトル・フロント』を見た。かぐわしいほどのB級映画感! 暑苦しくドンパチな予感!
序盤のロン毛のジェイソン・ステイサムが必見
主人公フィル(ジェイソン・ステイサム)は麻薬潜入捜査官。で、序盤にその潜入捜査をしていた姿が・・・・・・ロン毛・・・・・・フフっとする。いつぞやのニコラス・ケイジだね・・・・・・。
こりゃ、終始“肉弾弾祭り”かな。と思いきや、意外とちゃんとしたストーリー。妻に死なれて一人娘とともに、捜査官引退して亡き妻の田舎にお引っ越し。新たな人生を、とその矢崎には、なんと地元の厄介ママ&パパともめ事。それを切欠に、過去の因縁とが絡み合い、フィルはかつての姿に戻っていく・・・・・・。
書いてると王道スト—リーだな。厄介ママ&パパとのもめ事のくだりが、なんかこう、リアリティがあるなと。このままこじれるのか?!と思っていたら意外や意外な展開にもなるし。
厄介ママのでぶっちょガキは嫌な奴だけど、家庭背景を見ていると、なんかこう悲しみも覚えてくる。
映画にでてくる田舎って(ハートフル以外)だいたい飲み屋で揉めるよね。
そしてそこは噂のるつぼだよね。RPGでの情報収集はバーに行けというのを思い出しつつ、海外の荒れた田舎は怖いなあ・・・・・・とアホみたいな感想を持ちつつ物語はどんどん進んでいく。
やっぱりステイサムは最強
ジェイソン・ステイサム(とヴィン・ディーゼル)の出て来ただけで何とかなる感は異常。『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の時はスタイリッシュなイギリス人だったのにな。
ということで、やっぱり元麻薬潜入捜査官は最強。襲い来る怖い奴らをものともせずばったばったと倒していく。うーん、強いこの男。
B級感を薄めたのは、脇役が豪華だったからだろうか?
厄介なママはオシャレ美人セレブのケイト・ボスワース。ジャンキーモンペママがすごいハマってた。その兄貴役の悪い奴が、スパイダーマンの親友でおなじみのジェームズ・フランコ。そしてまさかのその兄貴の恋人が、ウィノナ・ライダー・・・・・・ウィノナ・・・・・・元気だったんか・・・・・・。
ベタな話だけど筋肉バカな話だけではなく、素直に面白かったと思えた映画だった。